クラウドソーシングの感想。格安破壊のまるで奴隷

いくつかのクラウドソーシングサービスを半年以上~受注者として利用させてもらった本音です。

奴隷なんて極端な表現ですが、クラウドソーシングで苦しんでいる受注者の方に参考にしていただけたらと思います。

素晴らしきクリエイターさん達が自分を安売りしないといけない場所にどんどんなっているなと感じています。

2017年1月追記:現在はクラウドソーシングサービスは利用していません。ここでの意見は過去の感想です。一部の個人的な意見と捉えて閲覧下さい。

 

制作会社で働いた経験のある方や相場を知っている方なら「安すぎ、酷すぎ」と気が付けると思います。
なので、相場もよく分からず一人で始めて受注するという方に見てもらえたらなと思って書いています。

クラウドソーシングを使ってみて、言い値で頼まれる仕事より、自分で単価を決める側になる事がハッピーだなと気が付けました。

 

ものすごい格安で頼まれたあげく、簡単と言っておきながら後から細かくあーしろこうしろと何日も拘束されて、もらえるのが数千円…という酷い仕打ちを受ける方が少しでも減ることをお祈りしてます。

 

依頼者が制作会社や企業様の場合、みなさん受注者側にも配慮してくださって本当にとてもいいお仕事をいただけてとても楽しくできます。

クラウドソーシング自体は私は素敵なものだと思ってます。営業なしで自分のやりたい仕事を選べる。

今から最悪だった依頼者さんの事を書きますが、相場を考慮してくださったり、気遣いしてくださる依頼者さんも大勢いらっしゃいます

 

安さ重視のモンスタークライアントの巣窟?

何が問題かって「安くしてほしい」が目的の一般の方や個人事業、中小企業の方からの依頼です。

イラスト1点100円、

記事1文字0.何円、

Photoshopでのデザイン加工・画像処理100点2,000円、

wordpressサイト作成イラストも数点描いてほしくて20Pで20,000円…

 

これでは破格の安売り市状態ですね。

 

制作者として仕事をした事がなくて、実践で仕事を受けて練習したい!スキルアップしたい!という方にはいいんだろうなとは思います。

あとは主婦の方のお小遣い稼ぎや空いた時間で特技を活かしたいな~という方にも。

ただ、実力のあるプロのデザイナーさんやイラストレーターさんが居たい環境ではありませんね。

 

クリエイターさん達は職種により差がありますが毎月、毎年維持費がかかります。
パソコンの維持費、adobeでccを使用されている方は毎月5,000円程度、チラシ製作等されている方は何万もするフォントを毎年更新、WEB制作されている方はサーバーやドメイン代、、、、etc

イラスト1つ100円って、どう考えても神速なデザイナーさんでも30分はかかりそうなものがありました(Illustratorでの作成をご希望)。1時間で休まず3つかいたとしてもそれでも時給300円…そこからクラウドソーシングのサービス使用料が引かれるから時給は200円代

もしペンタブでぱぱっと描けちゃうようなものを100円ならまだしもです。

応募する人なんかいるの?と数日後見たら3名いらっしゃいました。

 

その時間で描いたものを、
ピクスタやイラストACなどに投稿するほうが遥かにいいと思います。
ダウンロードしてもらえる度にいろんな人に使ってもらえて、しかも延々と収益になります。

 

 

 

 

断らせてもらった・流れたお仕事

こんな方ばかりではないですが、「とてもこんな方とは仕事できない」と思ったものだけ書きます。

電話代かかるのが嫌

契約前のメールのやりとり2通目で、電話番号を書かれたPDFを急に送信してくださりました。
「急ぎでお願いしたいので電話で話したほうがめんどくさくないから、そしてこちらからだと携帯の通話料かかるからかけてください」という内容のメールでした。
怖いのでせめて電話は契約後までは申し訳ございませんと伝えると「怪しいものではないので大丈夫です安心してください、ただ携帯代が心配なだけ」とお返事が。
信用できなそうな方に番号を教えたくないし関わりたくないので断りました。

 

予算がないから負担してくださいという依頼者さん

WordPressサイト、安く作りたいのでテンプレートを使って簡単なものを30,000円でお願いできますかとメールをいただいた事がありました。
このサイトと同じテンプレートがいいとURLを添付してくださり、のぞいてみたら9,000円程の有料のテンプレートを使用されていると判明。
それを伝えたら「予算が3万なのでテンプレートをそちらで購入していただけますか、私は使わないのであげますから」という内容のお返事がきました。
いらないよ。断りました。

 

サイト全体のイラストをお願いしたいというお仕事

契約後やりとりはチャットワークでお願いしたいとのことで、詳細の連絡をいただいていました。
そしてお金のやりとりをソーシングサービスを通さず行いたいと。違反です。。
最初はサイトのイラストだけという話が、聞いていくうちにまだフレームワークやロゴもない状態という事も分かりました。お願いしていた金額でロゴもついでにお願いできますかと言われ、
不信感で一杯になり断りました。

 

他にもいろいろとトラブルが起きているようです

掲示板とかで見たものです。私はここまでの事になったことがないですがおぞましい。

  • 完成間近でなんだか気に入らないという理由で一方的に解約された
  • 遅いからもういいと言われ途中までデザインしたものを返し契約破棄、その後ほとんど同じものが使われていた
  • 思っていたのと全然違うけど今さら他に依頼してる時間がないどうしてくれる、と脅され値引きされた
  • 作り始めてたのにやっぱり他に頼みたい人見つけたからもういいと連絡きて反論しても返事無し

などなどひどいものをちらほら見かけました。

 

顔を合わせないからこそお互い断るのも簡単ですもんね。

断られないように機嫌を取って言われた通りの格安で奴隷のように…そんな風になっていませんか?

お金をかけたくないという方ほど無茶苦茶な事を言うなんだか自己中な人が多いと私は思います。

予算ない!安くして!簡単だから!
という人とは関わってはいけないと学べました

 

理不尽だと感じたらしっかり伝えるべき

 

依頼者の機嫌を伺って不満な事を伝えないと損をするのは受注者さんです。

「ご希望の内容でしたらおよそいくら位はかかりますよ」としっかり伝えて納得し合える相手とだけ契約された方が身のためかなぁと。

嫌なものは嫌と伝える

 

クラウドソーシングサービスに新規登録する方が毎日いて、始めたばかりだと依頼の良し悪しなんて分らない。

そして言われるがまま作業してみて「何これしんどいのに安い…!」という思いをしてしまう方も多いんじゃないかと思います。

 

ライター、カメラマン、デザイナー、プログラマー、イラストレーターetc…

どの仕事も専門の知識無しにはできない、勉強されている方ばかりですね。

 

なのに今のクラウドソーシングは無知なクライアントさんの言いなりになりがちです。

相手も知らないんだから「それはおかしいです」と伝えて、怒るような相手なら関わるのを避けましょう。

 

クラウドソーシングでも相手を選べばハッピー

ここまで否定的な意見ばかりでしたが、無茶苦茶なとんでもない人ばかりではないです。

安く頼めるを全面的にアピールしているクラウドソーシングほどそういう方が密集している印象なのは確かです。

ただ安くして!が第一の方はかなりいらっしゃる中、クリエイターさん側へ配慮してくれる依頼者さんも稀にいらっしゃいます。

そういう方を見極めていけば稼げる場所です。

クラウドソーシングはお互い気持ちよく仕事をできる相手と会えた時だけ使用するのが良いなと思います。

 

これだけで食べて行ける人は限られそう。
プログラマーやシステム開発、規模の大きいWEB制作など高単価な仕事をこなす方だったら話は別でやっていける方ももちろん0ではないはず。

数千円数百円の仕事をちまちま毎月たくさんの依頼者から受けて、帳簿には少額でも全部書かいてなんて想像しただけでしんどいですね。

 

ユーザーを増やすためにクラウドソーシングが安さを売りにするのは分かりますが、それだとまともなクリエイターさんは大量に去ってしまうのではという印象です。

 

クラウドソーシングを初めて使った頃はこんな「働き方すごい!」と思っていました。これが普及したら、今ある制作会社は何年か後対策しないとどんどん潰れるんだろうなと

でも違いそうです。

クラウドソーシングはまともじゃない人々の巣窟になりそうな気がする。
おかしいぞと気付くまともなクリエイターさんはどんどん使わなくなっていく。。

私一人の個人的な意見ですが、クラウドソーシングという働き方を応援したい側だったのが体験して変わってしまいました。
信頼できる素敵なクライアントさんとだけ縁のある限り引き続き、それが一区切りしたらもうクラウドソーシングは止めて他の仕事に専念しようという結論でいます。

 

受注者側を尊重したような仕組みになれば良いですね。

こういうクラウドソーシングだけで食べて行けるのかと気になっている方の参考になれば幸いです。

 

キングコングの西野さん・・・

 

ここ最近のクラウドワークスのネガティブ記事で、腑に落ちるものが一件もないんだよな。

在宅ワーカーさんには“在宅する理由”や“在宅しなければならない理由”があるわけだ。

たとえば、パパを会社に、子供を幼稚園に送り出して、
家事のあれやこれを済ませて、
晩御飯の買い物に行って、
子供を迎えに行って、
風呂を沸かせて、晩御飯を作って、
パパの帰りを待って…

とても会社勤めはできないけれど、その僅かな隙間の時間を使って「仕事をしたいなぁ」と考える人もいる。

クラウドワークスの登録数80万人の中には、そういう“実働時間の短い人達”が山ほどいるのに、「月収20万円以上稼いでいるのは僅か…」って、そんなの、あたりめーじゃん。

挙げ句の果てには「働き方は、やっぱり正社員がNo.1」ときた。
いやいや、「子供が生まれた」だとか、「親の介護」だとか、事情があって会社勤めできない人がいて、そういう人達を救う仕組みでもあるわけじゃん。

本来、収入がゼロだったところを、月に5万円でも「自分の力で稼げる」という選択肢が生まれたわけじゃん。
5万円あれば、どれだけ助かることか。

で、単価を上げたけりゃ自分に付加価値をつけてプレゼンすりゃーいいし、「月に5万円じゃイヤだ!」というのであれば、簡単な話、利用しなきゃいいんだよ。
「ここで働け!」と首根っこ掴まれたわけじゃないんだから。

こういうヤツ(添付したブログ)って、結局どこに言っても同じことを言うんだよ。
「待遇が悪い」
「ブラック企業だ」
「社会が悪い」
「上司に恵まれなかった」
いつでも他人のせい。社会のせい。
あー、気持ち悪い。

お前が見ている世界が面白くないのは、お前のせいだからな。

以上!

引用元:ニシノアキヒロFacebook

 

キングコングの西野さんはfacebookでこう述べていらっしゃいましたが、闇雲に批判している方への反発の気持ちも分かります。ですが偏った意見だなと感じてしまいました。

(お金でももらってるのかしらと思ったら、ワオミーの宣伝媒体に出てらっしゃいますね)

クラウドソーシングという働き方が今まで働きにいけなかった方の希望であるからこそ、より良くするために改善していかなければいけないのではと思います。

仕方なく在宅している方だけが使う場所でなくて、スキルの高いプロのクリエイターさんも利用したくなるような場所になったらいいですね。

 

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